ひとことで羽アリといっても、日本で羽アリの種類は数百種類確認されており、それぞれ体や羽の形で区別することが必要です。

中でもお住まいに被害をもたらすのは、ヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリの３種類。

正確な知識がなく見分けることは難しいので、専門業者に見極めてもらうほうがより安心です。

家を⾷い荒らすシロアリの成虫である羽アリは、4月後半～6月にかけてよく大量発生します。

例年ゴールデンウィーク前後を境にして、雨がふらず、穏やかな天気が続き、気温が高い日を選んで、生殖活動のために大量に現れることが多いので注意が必要です。

また、家の屋内で羽アリを見かけた場合は、床下や柱の中など見えないところでシロアリも繁殖している可能性が非常に高く、建物被害を進行させないために早急な駆除が必要となります。

庭などの屋外で見かけた場合でも、家の床下などに被害がないか念のため確認しておきましょう。

大量発生した羽アリを自分で殺虫剤をまいたり、掃除機で吸い取るなどして一時的に駆除はできますが、それだけでは十分ではありません。

羽アリは床下に潜むシロアリの巣から出てくるのため、シロアリの巣の中には羽アリや働きアリ、羽アリになる前段階の「ニンフ」と呼ばれる種類がたくさんいる可能性が高いと考えられます。

目に見える羽アリだけを駆除してもシロアリの巣は残ったままなので、そのままにしておくと、再発生が起こりますし、時間が経つと床下を食い荒らし、建物自体に被害が及ぶ可能性があります。

このように、4～6月に屋内、屋外問わず羽アリを見かけたら、シロアリの巣ごと駆除しないと確実とはいえないため、専門駆除業者に依頼することがおすすめです。

過去にシロアリ被害にあっている場合でも、すぐに業者に連絡し、確実に駆除してもらうことが安心につながります。

ここでは、単なるシロアリ駆除だけではなく、羽アリの駆除にも高いノウハウを持つ業者の中から1,000人のユーザー投票で選ばれたベスト15社をご紹介いたします。